レポート一覧

投稿日:2017-12-31 府中 朝カフェの会

12/31 第207回府中朝カフェの会は、ヨッシーと江藤さん(福岡)、ご参加。

12/31 第207回府中朝カフェの会は、ヨッシーと江藤さん(福岡)がご参加。 本日の府中朝カフェの会は、ヨッシーと江藤さん(福岡)にご参加頂きました
海外朝カフェのお土産話と高校野球のディープな話題のシェアが有りました。

・ヨッシーから、ドイツとシンガポールとマレーシアでの朝カフェお土産話が聞けました。
・海外経験の有る参加者だったので、それぞれ訪問した国の意外な話が聞けました。
・江藤さんからは、高校野球の来年注目選手など、ディープな情報を聞けました。
・江藤さんから、福岡の日本語学校での最新留学生事情を聞けました。

府中朝カフェの会でも、日本全国と海外の朝カフェの動向を注視していきたいです。

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同窓会
「千里はそこを優しく口で触れられるのが好きだった。千里の気持ちが分かる。
指で触ると痛みを感じるデリケートな真珠玉も、唇や舌で触れば、心地良い疼きだけが訪れる。
漏らしてしまいたくなる程のクンニリングスの心地良さを沙千子は沼田によって知った。
千里の時は、いつも一方的に愛する側だった。
それが、沼田との生活では逆の立場になり、蹂躙される女となった。
太腿を押さえ付けられ初めて女芯を口で触れられた時、沼田を憎む心を置き去りにして、
激しい快感が過ぎっていた。沼田が与えた快感を思い出すと、千里にそうされたいと思って身体が疼く。
かつて、千里にその快感を与えていた事も思い出す。
喘ぎながら秘園を見つめ、黒い茂みの内側の脈打つ快感に、神経を集中させた。
ドッドッドッ・・・と、乳房の内側で激しく鼓動が鳴っている。
呼吸が速くなっていく。突っ張る足の力が一層強くなった。」
藍川京

大人の恋は罪ですか
「だが、その悲鳴を私は自らの身体の中に押し戻した。
彼を失いたくなかったし、彼が変わらない以上、彼と付き合っていけるかどうかは私自身の問題だった。
それでも悲鳴が漏れそうな時は、他の男と寝た。
彼がしているのだから私だってしてやろうという気持ちではない。
私は彼との関係でいつも血を流し、凍り付く様な気分を味わわされていた。
誰かに抱かれている時だけ、自分は男にとって価値のある女だと思う事が出来た。
多分、私はいつもぼろぼろだった。夫もそんな男のうちの一人だった。
仕事がらみで家電メーカーのパーティーに行った時、壁にもたれて所在無げにしている男が居るのを見つけた。
話し掛けて見ると、彼はその家電メーカーと取引のある部品関係の会社の専務で、
なおかつ社長である病気の父の代理で来ているという事が分かった。
何故か放っておけず、家電メーカーのお偉いさんや広告代理店などの関係者に紹介した。
5日後会社に彼から電話が掛かってきた。小沢と連絡が取れない状態になって一週間が経っていた。
心がささくれ立っていたから、彼からの誘いを受けた。」
亀山早苗

性的黙示録
「自分にとっちゃ、百年の夢だったんですよ。奥さん。あや子さんと呼ばせて貰おうかな。
いやまだ早いですな。前に奥さんを見掛けた時、綺麗な人だなあって思いましてね。姿が目に焼き付いてしまって。
だけど人の奥さんだ。しかも、うちの従業員の。こりゃあどうしようも無いですよ。
夫婦交換なんて、自分ながらよく思い付いたなあ。
自分は社長で、社長って立場から従業員の女房をどうこうするなんて、考えないで下さいよ。
ただの男と女だと思ってくれれば有難いなあ。
家ってのは男と女の関係から始まる訳だしね。家が集まれば国になる。
その途中に会社が在る訳なんだけど、会社だって家庭と家庭の集まりで、元を正せば男と女の関係なんだ。
だからね、家庭と家庭の垣根を取っ払って、会社の中心がファミリーになれば、これは強いですよ。
同時に自分の百年の夢が叶なう訳だし、まさか奥さんが来てくれるとは思わなかったから。
今晩は記念すべき夜だなあ。自分はね、人間関係が泥沼になるみたいになるのが好きでね。
土砂降りの中を歩いているみたいにぐしゃぐしゃになるのが好きなんです。
心が正直に出るからそうなるんでね。」
立松和平

更に、盛り上げますよ~。

投稿日:2017-12-29 府中 朝カフェの会

12/27 第206回府中朝カフェの会は、カルコネ定例会のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、7/15開催の府中議会ウォッチング定例会のシェアが有りました。

・カルコネとは、府中カルチャーズ&コネクションズの略です。
・府中市内で留学生との異文化交流を通じ、地域の課題を解決するボランティアサークルです。
・1/25木曜日19:00から白糸台文化センターで第4回目の食を通じた文化交流会を開催します。
・参加費は、社会人\1,500円、留学生\500です。紅葉丘の町会の方の手料理が食べられます。

府中朝カフェの会でも、カルコネ交流会イベントの動向を注視していきたいです。

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マリアージュ・マリアージュ
「何でもっと愛してくれないの何でもっと大切にしてくれないの
どうしてもっと私の事を気にしてくれないのどうしてそんなに一人で冷めてるの、
私だけ本気で喜んだり泣いたりしてバカみたい。一人芝居してるみたい。
人と付き合ってこんなに惨めな気持ちになったの初めてだよ。
私だけが愛してて、愛のお零れが落ちてくるのを待ってるみたい。もっと私に本気になってよ。
泣き喚きたいけど、もっと本気になれと言って、男が本気になる訳無いとは知っていた。
それでも、自分の気持ちと男の気持ちの差が辛くて仕方なくて、私は何度も何度も男を責め続けた。
そんな事をしても意味が無いのに、分かっていても抑えられなかった。
きっとあれが、冷めていない状態なのだろう。
もっと甘やかして、もっとスポイルして、もっともっと溶ける位に甘やかして、
私の事が世界で一番大切だと言って、あなたが居なきゃ死んじゃう。
何度も何度もそう言った。キスをして抱き締められて、初めて普通の状態になれた。」
金原ひとみ

学力の経済学
「私は、"統計学が最強の学問である"を読んだ時、その的確な例えに感銘すら受けました。
統計学者である西内氏が警鐘を鳴らしている事、
それは所詮一つの事例に過ぎないものをあたかも全体を表しているかの様に捉えてしまう事です。
そして、私が今の日本の教育に感じている問題も、まさにこの点に集約されていると言えます。
勿論、子育てに成功したお母さんの話を聞きたいという欲求自体に問題が有る訳ではありません。
しかし、どこかの誰かが子育てに成功したからといって、
同じ事をしたら自分の子供も同じ様に成功するという保障は、何処にもありません。
西内氏が指摘する通り、子供の成功には余りにも多くの要因が影響しているからです。」
中室牧子

同窓会
「眉間に皺を寄せて喘ぐヶ菜恵は、太腿の辺りで拳を握り、
足指の先をキュッと内側に曲げ、筆が這う度に胸を喘がせる。
頭が反りかえる時の喉から顎にかけて伸びる線が、女の目から見ても艶かしい。
やや沈みかけていた乳首が、硬くしこりながらぷっちり飛び出してきた。
その果実の先を筆先でつんつんと突いた。くねる様に乳房が揺れた。
鳩尾から臍、臍から恥丘へと筆を移動しながら"好き"と書き続けた。
狭い範囲に生えた若草を掌でそっと撫で、そこから佳菜恵の足元に移動した。
ペディキュアを塗っていない自然のままの爪が、うっすらピンク色に染まって見える。
皮膚と爪の間に筆先の数本の毛で一の字を書く様にした。
指の間全てを、水を含んだ筆で刷く様にしていくと、くすぐったさに佳菜恵は足を引こうとした。
足裏に文字を書き、くるぶしから内腿へと少しずつ這い上がっていった。
恥じらいに、佳菜恵はますます内腿をしっかりと合わせた。
総身がうっすら汗ばんでいる佳菜恵は、羞恥に荒い息を吐きながら、おずおずと足を開いた。
ほんの拳が入る程しか開けないでいる太腿を、千里は両手を添えてぐいっと大きく抉じ開けた。」
藍川京

更に、盛り上げますよ~。

投稿日:2017-12-28 横浜朝カフェの会

ありが十匹(笑) 古過ぎる言葉で。。

いつもお世話になっています。横浜朝カフェの会平日担当主催 ジャイ子ことオオソネです。なんだか急に冷え込み、地方では大雪降られて泣きで悪戦苦闘のようです。この時期は、、たくさん飲み、食べる楽しみが増える事ですがカラダを壊さないように徹底が必要です。気を付けてお過ごしを。。さーて、横浜朝カフェの会も色々。。開催回数は全く数えていませんが、お陰様で続いてこれも参加して下さる方、皆さんの有難うと感謝です。2017年もお世話になりました! そして2018年。開催は主催者の都合により当初は不定期開催という設定でしたが、やはり多くの方から、、横浜朝カフェの会場はドロップコーヒーの方が参加しやすいと意見があった為に、予定を調整し今後は出来る限りですが、横浜朝カフェの会=ドロップコーヒーという形で開催回数を増やす方向でいるので、2018年も引き続き宜しくお願いします。そして次回の開催は2018年1月4日木曜日です。場所と時間は変わらず、ドロップコーヒー相鉄ジョイナス 9時から11時まで。この1月4日はちょっとしたジャイ子のちいさなお年玉。毎年、恒例!?朝カフェの会のロゴを使った巾着を配る予定です。 皆さんの都合のよい時にでも参加下さい。お待ちしています★

投稿日:2017-12-27 秋葉原昭和通 朝カフェの会

20171225 2017年最後の朝カフェの会でした。

今日はいつメン、先週に秋葉原昭和通で朝カフェデビューした方、つい最近関西に旅行した方がいらして、穏やかで楽しく過ごしました(°▽°)

主な会話内容は
★職場のこと
★エスカレーターの右左の分岐点
★関西の話

などなど。



関西出身の私は、年末年始は実家に帰るのですが、
実家エリアも朝カフェの会がある地域です。

帰省期間中に幾つかの会場があるので、行きたいな☆

次回は2018年4月から行います。
復活する際は改めて告知しますので、是非是非お越しくださいね(^-^)

投稿日:2017-12-26 JR尼崎 朝カフェの会

2017年最後!皆様ありがとうございました!

こんにちは。
JR尼崎朝カフェの会 主催の渡辺です。

昨年5月に主催を引き継ぎ、火曜日朝7時開催をずっと守ってきました。
遅刻も何度かありましたが(本当に申し訳ありません!)、1年間52回休まずに続けてきました。
これは前任である池田敏雄さんの「朝カフェの会」や地元尼崎への想いだけでなく、ご参加の皆様のためにあると思っています。

年内の開催は本日で最後となりましたが、
ほぼ毎回、初めて参加される方がおられます。
今回も、初めての方が参加されました。(朝カフェの会全体を通じて2~3年ぶりだったそうです)
地道に毎週欠かさず続け、ホームページ及びFacebookページでも告知していった結果が今につながっています。

2017年は朝カフェの会の中で、特に尼崎市内では色んなことがありました。
悲しい出来事もありました。
お隣の「立花朝カフェの会」主催の一人、福永展己さんが8月に逝去されました。
また、参加者の一人も9月に逝去されました。

そんな中で、8月に朝カフェの会関西事務局としてようやく本格稼働に入り、
「朝カフェの会祭り」を開催することが出来ました。
関西事務局としてもようやく形になり、来年4月1日に正式オープン致します。
拠点から始まる地域のコミュニティづくり。これが「朝カフェの会」が目指すものの一つではないかと思います。
もちろん、今後の関西地区の朝カフェの会発展のために支援させていただきます。

今年1年、ありがとうございました!
朝カフェの会のファン及び主催メンバーの皆様にとって、2018年が佳き1年でありますよう祈念しております。

なお、2018年最初の「JR尼崎朝カフェの会」は、
1月3日(水)7時~9時
の開催予定です。
※次回のみ、水曜日開催となっております。ご注意ください!

皆様のご参加、お待ちしております!

投稿日:2017-12-25 大阪京橋第二 朝カフェの会

わぁお!(*^.^*)

今日は、梅田で開催している方が来て下さいました。 出勤前に、お立ち寄り下さり、得意分野のお話しをずけずけと聞いてしまいました。(^o^ゞ 色々なためになるお話しを伺えて、有り難かったです。 本当に、出逢いって、有り難いなぁ😃 ありがとうございました。

投稿日:2017-12-24 

2017/12/24新会場第1弾

北千住朝カフェの会は新会場ピーくんカフェのイベントスペース「ファンルーム」で 開催されました。
今までこじんまりとした会場で、久しぶりにこんな広いところに来たので、いろいろ不安も
ありました。
朝カフェは動員を競うものではありませんが、この広いところで10人集まり、恰好はついたかな。
別のスペースなので、多少というか、かなり騒いでも大丈夫、自由にやれる環境でできたことは感謝したい。
また、これだけ広ければ、いくつかのグループに離してもお互いに邪魔にならない余裕もある。

ここはまだ増えてもキャパはありそうです。

話題は書き留める余裕もありませんが、いつもの朝カフェですから。
ただ、参加者よし、主催者よし、受け入れてくれた会場もよしの結果は喜んでいいでしょう。
あ、そうだ、幟も置かせてもらえるそうです。
次回は1月7日朝9時からです。
その時は、エントランスに青いのぼりを見つけたら、勇気をもってファンルームに入ってみてください。

北千住イイね!!からこのレポートに入った方で、「朝カフェの会」を今までご存じでなかった方は、
この北千住会場をはじめ、勤め先やお出かけの先でも開催されているかもしれません。
青いコーヒーカップの看板をみつけたら、参加してみてください。

投稿日:2017-12-24 府中 朝カフェの会

12/24 第205回府中朝カフェの会は、縄文の湯についてシェア。

本日の府中朝カフェの会は、府中駅南口のケヤキ通り沿いに在る、縄文の湯についてシェアが有りました。

・12/21-25の期間、回数券5枚綴りが5,500円
・一般料金2,400円でタオル館内着付きが、1,100円/回。1,300円/回のお得。
・12/22-25は、デミタスコーヒーカップセットが付いてます。
・主催者が貰ったコーヒーカップセットは、H.Mさんに差し上げました。

府中朝カフェの会でも、縄文の湯の動向を注視していきたいです。

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母の乳房
「こう言うなり母は弟を抱いたまま正座をした。紐を解き袖から腕を抜いて割烹着を上だけ外した。
カーディガンのボタンを一個ずつゆっくりと外す。母は片手で大切そうに白いものを掴み出した。
乳の匂いが部屋中に広がっていく。母は黒っぽい乳首をガーゼで拭いてから、弟の唇の間に入れた。
その途端に弟の頬や喉が波打ち始める。口を動かすに連れ赤みが増してくる弟の顔を、私は見ていた。
母の視線はもっぱら弟に注がれている。母は弟の口に向かって乳房を絞る様に手を動かす。
笑いながら弟は乳を飲んでいる。あら、お兄ちゃんも飲みたいの。さんざん飲んだのにねえ。
いきなり私の方を見た母が言う。知らず識らずの内に私は乳を飲む形に口を動かしていたのだった。」
立松和平

なぎさの媚薬
「目を開けた。蟻の目のままで・・、いや違う、もう敦夫は眼差しだけの存在ではなかった。
全裸で、仰向けに横たわっている。そして、目の前には女の股間・・谷間がある。ミツコのあそこではない。
もっとふくよかで、もっと豊かな茂みの、もっと濃厚な甘い香りを放つ、なぎさの性器だった。
なぎさは両膝を折り曲げ、おしっこをする様な姿で、敦夫の顔の真上に性器を晒していた。
敦夫は何も答えない。言葉を出す余裕は無かった。
気が付いた時には、なぎさの性器にむしゃぶり着いていた。唇で谷間を塞ぐ。
舌を伸ばして、谷間の奥の泉を舌先で掻き回した。蜜が滴る。
零れない様に唇で受け止めて、ずずっ、と吸った。股間が熱い。
自分の手でペニスを握り締めて居る事に気付いた。」
重松清

日溜まりの水
「隣を見ると、冬吉が仰向けに横たわり、その上に夏子が乗っている。
胸を仰け反らせる夏子の両の乳房を、冬吉の両手が揉みしだいている。
刹那に生き、刹那に死ぬ。元より彼らは人並みに長生きしようという気は無い様だ。
冬吉と同じ体位を取る事がなんとなく憚られ、僕は小春を仰向けに横たえ、開いた脚の間に腰を埋めた。
手を使った訳でも無く、陰茎は女陰の在り処を突きとめる。
僕が動く度、小春は伸び上がる様にして声を上げる。
姉と妹とが声を揃えて泣き騒いでいる。
僕は昂ぶっている事は疑いを入れないにせよ、同時に周りを観察する冷静さを失っては居なかった。」
立松和平

更に、盛り上げますよ~。

投稿日:2017-12-21 府中 朝カフェの会

12/20 第204回府中朝カフェの会は、府中市が市民相手に敗訴した事案。

本日の府中朝カフェの会は、議会ウォッチングでの府中市が市民相手に敗訴した事案のシェアが有りました。

・約10年前に車返団地の固定資産税を計1,700万円余分に税金を取っていた。
・監査請求で否決された住民が裁判で勝訴した。
・スマートインター建設に伴なう周辺開発を府中市がしなくて裁判で敗訴した。
・市制60年の府中市は、黙っていると間違った事を住民に押し付ける。

府中朝カフェの会でも、議会・市政ウォッチングの動向と府中市の敗訴事案動向を注視していきたいです。

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呪いの時代
「壊す事も創造する事も、今ある現実を変えるという点ではよく似ています。
ですから、Changeという威勢の良い掛け声を挙げて興奮している人は、自分がものを壊しているのか、
作り出しているのかと言う事には余り興味を示しません。
長く生きてきて分かった事の一つは、現実を変えようと叫んでいる時に、自分がものを壊しているのか、
作り出しているのかを吟味する習慣を持たない人は殆どの場合壊す事しかしない、と言う事です。
そして常識的に考えれば分かる事ですが、壊すだけで作り出すと言う事を誰もしなければ、
いずれ世の中の全ては破壊し尽くされて、もう壊すものさえも無くなるという事です。」
内田樹

日本教の社会学-戦後日本は民主主義国家にあらず
「日本人は誰しも、日本が普通の社会であり、外国もまあこんなもんだと思い込んでしまっている。
ところがどうして、世界中で日本ほど奇妙奇天烈な社会は無く、外国人とはどうしても理解し合えない。
中国・朝鮮と欧米諸国とは随分違った社会だが、欧米人と中国人・朝鮮人とは割合に容易に理解し合えてしまう。
が、日本人だけは例外だ。
その理由は、世界中どこにでも有り、日本にだけ存在しないものが在るからである。
それが宗教と論理だ。いや言葉を更に正確に言えば、日本教というネガ宗教が日本を支配しているからだ。
日本人はものを考える時に、論理で考えずにフィーリングで感じ取ってしまう。
我々は、この様にして何千年も生きてきたし、今もそうなのだ。類無い変則社会である。」
山本七平・小室直樹

日溜まりの水-ポルノグラフィア
「脚を開いたまま腰を沈めるポーズを取り続けていた小春が、悲鳴に近い声を出した。
僕は小春を救い出さなければならない。
片方の股にしがみ付いた僕は、懸命に舌を突き伸ばして花に触れようとする。
透明な膜に包まれた花弁は、庭から照り返した光を受けて輝いていた。
成る程花は肉の襞が複雑に寄り集まって出来ている。花の真中には暗い穴が口を広げている。
暗い穴は頭からでも入っていけそうな気がしてくる。
小春が身体の平衡を保っていられないという風に腰を揺らすので、僕は舌先を上手く穴の中に入れる事が出来ない。
人間には、いや、女と言った方が良いであろう。
女の身体の真中には何故暗い穴が有るのであろうか。
爪の先で花弁をそっと摘むと、小春は立っていられなくなった。」
立松和平

更に、盛り上げますよ~。

投稿日:2017-12-21 高輪(品川) 朝カフェの会

「ソワニエ(soigner)」とは

高輪 朝カフェの会の会場としてモンベル高輪ビルB1Fのハーベステラス(Hervesterrace)を使わせて頂いています。そこの店長とお話した際、タイトルにある「ソワニエ」という素敵な言葉を教えて頂きました。この場を借りて、皆さんにもシェアしたいと思います。

「ソワニエ(soigner)」は「癒す」「心配りする」「看る」などの意味があるフランス語です。ここから派生して、私達がよく利用する飲食店などでは「上客」という意味で使われることがあります。

この用法はフレンチ店で給仕長がシェフに注文を伝える際、伝票に「a soigner(大切に扱われるべき)」と書き添える客がいることに由来します。
何をもって「ソワニエ」と添えるかはお店ごとに異なります。単にV.I.P.や常連、お金をたくさん支払う客に対して使われるわけではありません。お店にとって本当に大切なお客さんに対して使われます。
元はフレンチなので、料理やワイン、サーヴィスに精通し、特別扱いを求めず、時にはスタッフの成長を促す言葉を伝えることもある、お店にとって本当に有り難い客に対して使われていたようです。このような文化に触発された方が自分のお店にも採り入れるようになったのでしょう。今では飲食店業界を越えて広く知られる言葉・文化となっています。

「ソワニエ」と添えられた人は店員一人ひとりに感謝し、更に良くなって欲しい、という想いで来店し、声を掛け、帰っていくのだと思います。その人とお店との間には、相思相愛、互いに感謝し敬い合う関係が築かれていると思います。

店長によると、最近は店員を奴隷のように扱う(いわゆる「モンスター」のような)客が増えているそうです。「人が嫌がることをしない」朝カフェの会の参加者が「モンスター」になることはないと思いますが、よく訪れるお店であれば、「ソワニエ」と添えられるような振る舞いによって、お店の雰囲気作りに貢献してみるのも良いのではないでしょうか。
「ソワニエ」という言葉をお店の方が知っているかどうかは関係ないでしょう。お店の方々とのささやかな心の交流がプラスされ、朝のひとときがより豊かで、学びが多く、心地良く過ごせる時間になると思います。また、砂漠のように孤独で渇いた環境が多い中、私達のちょっとした心掛けにより、その会場に心のオアシスのような潤いがもたらされ、更に素敵な場に変えていくことができると思います。
朝カフェの会の広がりと共に、こうした良きカフェ文化が広がっていくことを願い、記事を書かせて頂きました。

「人が嫌がることをしない」の延長には「人の喜ぶことをする」があると思います。「ソワニエ」とはそうした行動に対するご褒美を象徴する言葉ではないかと思います。

双葉 宙(ふたば そら)