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投稿日:2018-08-19 府中 朝カフェの会

7/18 第262回府中朝カフェの会は、わかぼくの1周年記念のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、プラッツの1周年記念イベントの一つとして
"わかいぼくらにできる事"のシェアが有りました。

・外語大6年生でプラッツの職員が主催する"わかぼく"が1周年を迎えた。
・なぜ世界一周旅行をして、府中で働く様になったかの経緯を聞いた。
・世界一周をして、初めて好きな人の為にがんばれる自分に気付いた。
・自分探しの末に、外語大のある地域のNPOで働くという地味な結果に、
わざわざ世界一周する必要性が有ったのか疑問だ。

府中朝カフェの会でも、議会・市政ウォッチングの動向を注視していきたいです。

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大放言
「会見の席上で述べた正式な発言でなく、記者との会話の中でひょいと飛び出した言葉でもメディアは容赦しない。
例えば十数年前、集団食中毒事件を起こした某食品メーカーの社長が言った、私は寝ていないんだよ、
という言葉は、不祥事を起こした企業のトップの許されざる開き直り発言として、マスコミから大バッシングされた。
しかしそれ程までに糾弾される言葉であろうか。
これは、一週間殆ど不眠で原因調査をしていた社長が、謝罪会見の後、
会社のエレベーターの前で記者に捕まって強引にインタビューされた場での発言だ。
記者は何か事実を隠しているんだろうと、インタビューの継続を迫った。
そこで出たのが、そんな事言ったってねえ、私は寝ていないんだよ、というセリフだ。
この言葉に、正義に燃えるマスコミは喰らい付いた。
まさしくピラニアの如く一斉に襲い掛かった。
週刊誌は大きな問題発言として大々的に書き、テレビ局は連日あらゆるニュースで、
私は寝てないんだよ、と言うシーンだけの映像を流し続けた。
不祥事を起こしておきながら、とんでもない逆ギレをする社長、というイメージを視聴者に与えまくった訳だ。
そして会社を倒産に追い込むまで許さない、という猛攻撃が始まった。
はっきり言って食中毒を起こした構造よりも、この時の社長の発言の方を、悪、と捉える報道だった。」
百田尚樹

性倒錯 様々な性のかたち
「誘惑型小児性愛者は、子供に近い環境を身に付けている。教師、インストラクター、聖職者などが典型である。
この様な職業に就いている人々は、子供に対する愛情の薄暗い面を隠す事無く、思い通りに振舞う事が出来る。
倒錯的小児性愛の75%が身近な者によって行われる。
この事から、小児性愛が精神分析で、典型的な倒錯、とされている近親相姦に如何に類似しているかが分かる。
典型的な近親相姦の方が、被害は甚大である。
被害に遭った子供は、抵抗する為の目印や手段を失ってしまうからである。
近親相姦の親は、無意識を構成する最も重要な禁止を子供に定着させる事を阻害してしまう。
これは、典型的な権力を得る為に法より優れている事を示そうとする。
そうする事で、リビドーに打ち勝とうとするのである。
その瞬間に、つかの間の安堵が得られる。
近親相姦の両親は、子供に寄り添い、愛情を示す能力が早くから欠如している。
まるで、絶対的で無制限の権力という形でしか親の役割が理解出来ないかの様である。
それは、性器的な性という、差異の概念をもたらす本質を歪める事により、親と子の間の原初的な融合を取り戻す方法でもある。
つまり、融合なき融合であり、それによって、精神病への移行から守っている人々も居る。」
ジェラール・ボネ

性のタブーのない日本
「国民がやらなくても良い身近なものに対してついやっちゃう、という事をしがちだという事で、
それ身近な相手かも知れないけどやらない方がいいよ、というジャッジは、神が下すものではなく、国家が下すものでもなく。
国民の間で自然発生的に理解されているものという事になってしまいます。
つまり、古代の日本には、性的なタブーは無かった。
ただそこに、モラルがあったというだけです。
モラルがあって、でもつい身近な所に鶏がいるとやっちゃうんだよね、とか、年増とやったんだけど、
そこに居る娘も居るとついやっちゃうんだよね、という事も起こって、
やっちゃいけないよ、というモラルがあるからそれをつい隠してしまう。
そんな事をしているとロクな事にはならないから、
神様にお願いしてその隠していた事をオープンにして、祓って貰ってすっきりする
--それが大祓なるものを行っていた過去の日本だと言う事になります。
それを考えると、我々はとんでもなく高度な文化地域に暮らしていたんだな、と、思ってしまいます。
タブーは無いが、モラルがある、という文化の高度性は凄いもんです。」
橋本治

更に、盛り上げますよ~。