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投稿日:2017-12-18 府中 朝カフェの会

12/17 第203回府中朝カフェの会は、府中の地域食堂「メメ食堂」。

本日の府中朝カフェの会は、12/10に開催された府中の地域食堂「メメ食堂」のシェアが有りました。

・「メメ食堂」は居場所づくりのための始めの1歩です。
・第2回 12/10(日)のテーマ野菜はかぶでした。
・お昼ごはん11:30〜14:00 プラッツ 料理室で開催。
・大人500円 お子さま用プレート200円(限定40食)。
・府中産の野菜を使って、栄養バランスも考えた一汁三菜が基本です。

府中朝カフェの会でも、府中の地域食堂「メメ食堂」の動向を注視していきたいです。

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書物学③ 書物とエロス
「京都の西川祐信の枕絵本で署名があり、刊年が明記された最初の作品は、
宝永七年の"諸遊介子鹿子"であろう。
一冊と言っても百数十頁もある大部なもので、性交体位・性技指南に始まり、
性談・性小説、そのうえ恋文例まで含む雑駁なものの寄せ集めである。
絵はそのうちの四分の一程で、前半は枕絵も多いが、
後半は殆ど文章になっていて、未だ混沌の中にある。
絵は祐信としても、文章が誰がと言う事は大きな問題であるが、
祐信の自画作の可能性も含めて保留とせざるを得ない。」

なぎさの媚薬
「なぎさの舌は、陰嚢の裏に回った。皺の一筋一筋に唾液を絡める様に、舌が動く。
ペニスに手を添えて、強く握ったり弱めたりを繰り返す。
もう片方の手は腿の内側をさわさわと撫でる・・ペニスへの刺激よりも、
むしろこっちの方に何とも言えない快感がある。
敦夫は顔を少し持ち上げて、なぎさの股間に鼻を当てた。
ショーツの布地の匂いを覆い尽くす様に、
甘酸っぱい湿った女の匂いが立ち上る息を大きく吸った。
頭の芯が、じん、と痺れる。ショーツの股の脇から指を差し入れた。
陰毛は薄い。指先はすぐに割れ目に触れた。
引っ掛かりもざらつきも感じない、滑らかで、柔らかで、ふくよかで、
指を包み込んで来る様な外陰だった。その中央に、指が滑っていく。
自ら探って行ったと言うより、谷間の潤みに指が導かれた様な気がした。
なぎさは腰を軽く動かした。敦夫の指は更に深く迎えられる。」
重松清

情人 「男は私の上になり、涙で濡れた私の頬に、唇を寄せる。
涙を拭い取る様に、瞼の上に口付ける。そうして、泣く事を許してくれる。
泣きながら、私は男に突かれている。
男を受け入れる体の芯は、震えて、音楽が空気を震わす様に、そこから響く
身体じゅうに、伝わっていき、力が入らない。私は無力になり、ただ泣いている。
男と私を隔てているものは何も無い。粘膜と粘膜が擦れ、交わり、溶ける。
男と私の境目が消失して交わる。自分の身体が自分のものでなくなる。
口から出る叫びに似た声も、尻を濡らす程い溢れた水も、
自分の意思ではないからどうしようも無い。
私の身体なのに、思い通りに出来ない。
身体が私のものでなくなった今が、心地良い。
思い通りにならなくて不自由であるはずなのに、
どうしてこんなに安心しているのだろう。」
花房観音

更に、盛り上げますよ~。