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投稿日:2017-01-18 府中 朝カフェの会

01/18 第110回府中朝カフェの会は、外国語大訪問のシェアが有りました。

Sさんからのシェアです。
府中文化村の勉強会グループの府中文化村塾(ぶんかそんじゅく)の活動で
・外語大生及び留学生と地域住民との交流を活性化する
・地域で高齢者独り暮らしの家を対象に学生の下宿を促す。
・空き家を活用してシェアハウスを作る。
・地域活性の一環としての実績を作り、他の地域でも空き家活用のシェアハウスを作る。

その準備活動で、2月と4月に講演会と交流会を行なうそうです。
直接、学生と交流して参加を促す為に、外語大訪問を行い始めました。

空き家対策は、府中でも目立つ様になりました。
今後の活動を見守っていきたいと思います。

読書感想のシェア:

1)『意外に日本人だけ知らない日本史』デュラン・れい子著
「世界の人が知っているのに、意外に日本人が知らないと言う事もあるのです。
例えば1919年(大正8年)、今からちょうど90年前、当時の国際連盟に"人権平等"を提案した国がありました。
それが日本だったのです。そしてこの事実の全貌を初めて知ったのは、つい最近の事でした。
当時の国際連盟で日本の全権団は、白人国家からは、"サイレント・パートナー"と呼ばれ、冷たく見られていたと言います。
日本は人種差別撤廃を国際憲章に入れようと最後まで粘りました。
この事について書いた本は国際連合の推薦図書になり、元駐日アメリカ大使マイク・マンスフィールド氏が序文を書いています。
しかし、日本ではこの事実を知る人が本当に少ないのです。」

2)『人生を変える60秒の処方箋 1分間の心理革命。』メンタリストDaiGo著
「そして、爽やかだなと思うワンシーンを、鏡の前で徹底的に真似して練習してみる。
実は、人間のコミュニケーションにおいて、言葉で相手に伝わる情報はたった7%に過ぎません。
93%は、非言語、つまり表情やボディランゲージ、声のトーン、喋る早さなどが占めています。
だから、非言語を含めて役作りをする俳優さんに学ぶのが、己の見た目や喋り方を演出する練習に効果的というわけ。」

3)『偏愛文学館 "瘋癲老人日記"谷崎潤一郎』倉橋由美子著
「この老人が猫を愛玩する人間なら、颯子は気まぐれでちょっと意地悪な猫です。
猫は猫でこの飼い主を良い様に支配して快感を味わっているのです。
この動物同士のじゃれあいに似た関係の中にこそ、健全な人間関係の原型がある様な気がします。
こうして互いに利用し合う事で生まれる共犯者意識こそ理想の愛なのかも知れません。
それに、老人を一見邪険に扱っている様でいてよく世話もしている颯子の態度は、赤ん坊を扱う母親の態度にも似ています。」

更に、盛り上げますよ~。