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投稿日:2017-04-10 

2017-4-10

投稿日:2017-04-10 府中 朝カフェの会

04/09 第133回府中朝カフェの会は、E女史から日帰りバス旅行のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、満開を迎えた桜にちなんでE女史から日帰りバス旅行のシェアが有りました。

・クラブツーリズム主催で府中発の日帰りバスツアー。
・増上寺・舞浜サンルートホテルでランチバイキング。
・墨田川沿いの桜並木見学と偶然に獅子舞に遭遇。しっかり噛んで貰ったそうです。
・六義園の枝垂桜のライトアップを干渉しつつ、抹茶を一服。
・帰りも混雑する事無く、お手軽にバスで府中まで。

府中の桜も良いですが、バスに揺られ、自分で行き先や乗換えを考える事無く、都心の桜の名所を回るツアーも良いものです。


読書感想のシェア:

1)『あのころの、 リーメンビューゲル』窪美澄著
「ヘンタイって意外に近場に居るものなんだよ。透子も気をつけなよ。
などと言いながら、ハルカが小さなおにぎりの欠片を口に入れ、ご飯粒の付いた親指を口に入れた。
そんなハルカを見ながら、ハルカがさっき言った"私を産んだお母さん"という言葉についてずっと考えていた。
ハルカのお父さんは、ハルカのお母さんが亡くなった5年後に再婚し、ハルカはそのお母さんの事を新しいお母さん、と呼んでいた。
ハルカは何だって、いつだって、そんな風な家庭の事情を何でもない事みたいに口にする事が出来るんだろう。」

2)『日本の偉人の物語 親子で受けたい歴史の授業』白駒妃登美著
「さらに、アジアの小国である日本が、10倍以上の国力の差を跳ね除けて大国・ロシアに勝利した事は、
アジア、アフリカの多くの人を勇気付け、その後、彼らが独立運動を起こすきっかけの一つになりました。
この様に、日露戦争における日本の勝利と、それに伴う東郷平八郎の活躍は、
世界史の中では、非常に大きな、意義深いものとされています。
ところが、肝心の日本では、戦後70年の間、東郷を始め先人達が紡いで来た物語が語られる機会は、あまり多くは有りませんでした。」

3)『人のセックスを笑うな』山崎ナオコーラ著
「何時頃から恋が終わっていたのか、今となってはわからない。
息を吸うのも、歯磨きをするのも、駅の階段を上がるのも苦痛だ。
秋が来て、冬が来ても、ユリの事をしょっちゅう思い出していた。
こんなチンプな科白、吐きたくないけれど、"寂しい" "恋人に側に居て欲しい"。
まるで喉が渇く様に恋人を求めているし、抱き合う人が居ないのは砂漠の中央に居る様な感覚。
確かに穴は空けられていて、これはもしも女の子が居たら埋まる様な穴だ。
新しく好きな人が出来たら楽になるのだろう、とも思うが、
今は全く、他の誰かを好きになれる能力が自分に在る様な気がしない。」

更に、盛り上げますよ~。