投稿日:2017-10-04　府中 朝カフェの会

10/04 第184回府中朝カフェの会は、アマゾンのKindle利用法のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、グリーンプラザ休館の為、駅ビルのファーストキッチンで開催しました。 読書好きのTさんから、アマゾンのKindle利用法のシェアが有りました。

・アマゾンのプライム会員に3,900円/年で加入すると1冊/月無料で読書可能。
・追加で980円/月を支払うと、読み放題対応本を同時に10冊まで読書可能。
・流行作家や流行本が読み放題対象になる事もありお得である。
・読書時の文字表示を変える事が出来るので紙の本より読み安く読書量が増える。

府中朝カフェの会でも、読書方法の多様性と利便性を注視していきたいです。

読書感想のシェア:

ジェシーの背骨 「ココは甘い気持ちになり寝室へ行き、服を脱ぐ。小さなショーツ一枚になりベッドに滑り込む。
リックもすぐに自分の横に来て昨夜の熱い続きを再現する事だろう。
初めての男の家に泊まった時、この瞬間がココにとっては一番楽しい。
お互いがこれからもパートナーとしてやっていけるかどうかを品定めするのである。
性的な好奇心から来る熱情から解放された後なので、やっと純粋に肉体的かつ具体的に相手の体を味わう事が出来るのである。
ココは鏡を見る。そして満足気に髪をかき上げる。化粧は剥げ落ちている。
そして彼女は剥げ落ちた化粧の間から覗く素顔が何にも増して自分を魅力的に見せる年齢を意識する。」
山田詠美

フルハウス
「妹は男に髪を捕まれて、スクリーンのしたからぬっと現れた。いきなり全裸だった。
柱に捕まり右足を高く持ち上げられた格好で後ろから犯されている。
妹の喘ぎ声はぎこちなく男の腰の動きと全く合っていない。
私の顔は熱くなり、妹の貧弱な乳房を貪る様に凝視めていた。私は妹の不幸を確認しに来たのかも知れない。
尿意を催したので席を立った。トイレの中には酸っぱい異臭が漂っていた。
経血を含んだ生理用品が汚物入から溢れ、便器の両脇は尿の水溜りが出来ている。
常に私との比較の中で生きてきた妹がささやかな復讐の為に私をこのおぞましい便器に誘い込んだ、ふとそんな気がした。」
柳美里

聡明な女たちへ しなやかに生きる37章
「あの時の私は、ともかく何が何でも産みたいという嵐の様な情熱に迷い無く身を任せた。
優雅なシティ･ガールの殻は砕け散り、私は見事な野蛮人だった。
そう、出産は究極の自然の摂理だから、社会的な理性や計算は馴染まない。
それは凄絶かつ甘美な冒険だった。
損得など考えなかったからこそ、あんな素晴らしい冒険が出来たのだし、
その試練によってこそ、私の様な怠け者でも一人前の大人の女に成長できたのだ。
子供を産もうか産むまいかと迷っている女性には、迷う位なら辞めなさいよと言いたい。
はっきり腹が決まってから子供を作って欲しい。子供は利益を求めて産むものではない。
自分の見栄や都合で子供を欲しがるのも子供に失礼だ。」
桐島洋子

更に、盛り上げますよ～。

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