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投稿日:2017-09-21 府中 朝カフェの会

09/20 第180回府中朝カフェの会は、外大留学生との食事会開催予定シェア

本日の府中朝カフェの会は、10/13開催予定の外大留学生との食事会開催のシェアが有りました。


・10/13金曜日19:30-21:30まで開催します。 ・府中朝カフェの会主催者が日本料理を担当します。
・参加費:社会人1000円,留学生500円
・ウズベキスタン料理とロシア料理もあります。
・食事をしながらクイズやトークを楽しみます。

府中朝カフェの会でも、外大留学生との交流事業の動向を注視していきたいです。

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王道の日本 覇道の中国 火道の米国
「他の北方領土と同じく、国際法上の戦争が間違いなく終わってから、ソ連は殺人、強盗の行為をして攻め入ってきた。
戦車11連隊は、日本の降伏にともなって戦車から砲も無線機も外していた。
降伏条件に軍の武装解除が含まれていた事に忠実公正に従ったのである。
ところがソ連が不法に攻めて来た。不法侵入者の銃口に、島民と国土を支配される訳には行かない。
だから砲と無線機をもう一度付け直して、島民と国土を護る為に戦車64両が、横一列に砲を並べる戦術で進んでいった。
この北千島の戦いは殆どの日本国民に知られていない。
戦争でもないのに、また戦闘員でもないのに島民が捕虜にされ、
捕虜収容所にはソ連兵が当然の様に女性を襲いに来た事も、全て忘れられたままでいる。」
青山繁晴

6TEEN シックスティーン
「ぼくと佐知ばあは急に広くなった部屋の中で、ぼんやりと座っているだけだった。
ミサオさんが居なくなり、おばの声は張りを無くしていた。よいしょと言って立ち上がり、鴨居の方に歩いて行く。
ヒマワリ柄のサマードレスは、シフォンと言うのであろうか、透ける素材で紺色の地に鮮やかな黄色の花を浮かべていた。
おばあの手がスカートの裾に入った薄物の下の佐知ばあの手は、表面の乾いた感じが消えて、ほっそりと女らしかった。
僕は声の調子の変わり様に驚いていた。佐知ばあは怪物から、普通のおばちゃんになってしまった様だ。
壁の方を向いてい佐知ばあがこちらを振り向いた。
その時不思議な事が起きたのである。60代のあばあの顔に、何人もの女の人の顔が重なったのだ。」
石田衣良

帰ってきたヒトラー
「大将? まさかとは思ったが、誰一人ドイツ式敬礼を行わない。
確かに彼らは驚きのあまり、私の称号を言い間違えたのかも知れない。
こんなにややこしい状況でなければ、笑い話になっていたかも知れない。
塹壕の過酷な日常の中でさえ、可笑しな出来事が起きない訳ではないのだ。
だがしかし、兵士たるものどんなに異常な状況下でも、自然に、自動的に、正しい行動を取るべきではないか。
それこそが鍛錬の意味だ。それが出来ない様な軍隊には、一文の価値も無い。
私は立ち上がった。簡単ではなかった。私は軍服の裾を正し、ズボンを軽く叩いて埃を払った。
そして咳払いをして、リーダー格の少年に尋ねた。」
ティムール・ヴェルメシュ

更に、盛り上げますよ~。