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投稿日:2017-05-14 府中 朝カフェの会

05/14 第143回府中朝カフェの会は、文芸社出版相談会のシェア。

今朝の府中朝カフェの会は、Hさんから文芸社出版相談会のシェアが有りました。
読書好きなHさんは、とうとう、読む立場から書いて出版する立場に変わる事を決めたそうです。

・新宿御苑前にある文芸社で行われている出版相談会に応募。
・自分の書きたい企画を纏めて担当者と打ち合わせ。
・Hさんが1Fにあるコメダ珈琲のファンでもありコメダ話に花が咲いた。
・Hさんのアイデアがあまりにも広範囲に広いので小説化する様アドバイスを受けた。
・5/23までに目次を作成して提出し次の段階に進むそう。

まさか、朝カフェの会から作家志望者が出るとは思いませんでした。
今後の本作りに注目したいです。

読書感想のシェア:

1)『熟れてゆく夏』藤堂志津子著
「あたくしもたちご一緒してよろしいかしら。
まさか、あなた、あたくしたちにアテられるのでは、と心配しているのじゃないでしょうね。
でも残念なことに、あたくし寝室以外で男の方とべたべたするのは趣味にあいませんのよ。
こっそり隠れてアレコレするのは大好きですけれど。
ですからその面ではあなたに気づまりな思いをさせないってお約束できますわ。
それでもおいやかしら」

2)『アブない人びと』下関マグロ著
「私を含めて世間でアブないと思われてる人というのは、
自分自身ではすごくまっとうなことをやっていると思っているのだ。
世間が勝手に「アブない」という烙印を押しているだけかもしれない。
しかし、世の中はアブない人間が変えてきたと言っても良いだろう。
織田信長など、考えてみれば若い時代はたんなるアブないお兄さんである。
今を生きるアブない人たちだって、将来は大物になる可能性が大いにあるのだ。
とくに先が見えない、閉塞した時代を打破するのは間違いなくアブない奴である。」

3)『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』赤松啓介著
「まあムラのイロゴトは筒抜けで、まことに公明正大である。
こうしたムラの空気がわかっていないと、夜這いだの、性の解放だのといっても、
なかなか理解できず、嘘だろうとか、大袈裟なこというてとかと疑がう事にもなるだろう。
教育勅語を地でいく様なムラはどこにもある筈がなく、
そんなものを守っておればムラの活力は失われ共同体そのものが自然死する他なかった。
性交するだけで、すぐに結婚しようなどというバカはいない。
性交はいわば日常茶飯事でそれほど大騒ぎする事ではなかった。」

更に、盛り上げますよ~。