レポート一覧

投稿日:2018-08-10 

2018-8-10

投稿日:2018-08-10 府中 朝カフェの会

7/11 第260回府中朝カフェの会は、中古マンションで資産形成のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、人生100年時代に向けて
都心の中古マンションで資産形成するセミナーのシェアが有りました。

・人生100年の時代に入り、65歳で定年を迎えても、まだ35年人生が残っている。
・年金支給額はどんどん下がり、その支給時期もどんどん遅くなっている。
・自身で生涯資産を稼ぎながら、中古マンションオーナーになって、資産にも稼いで貰う時代である。
・老後も自由に生きる為には、今この時期にたっぷり稼いで準備する事が必要だ。

府中朝カフェの会でも、議会・市政ウォッチングの動向を注視していきたいです。

読書感想のシェア:

「学力」の経済学
「なぜ、私の友人達は、親でもなく、教員としてのキャリアも短い私にそんな事を尋ねるのでしょうか。
それは、私が教育経済学者だからです。
教育経済学は、教育を経済学の理論や手法を用いて分析をする事を目的としている応用経済学の一分野です。
そして、私が、教育や子育てを議論する時に絶対的な信頼を置いているもの、それがデータです。
大規模なデータを用いて、教育を経済学的に分析する事を生業としている私には、
子育て中のご両親や学校の先生に分からない事が分かる時があります。
私は、教育評論家や子育ての専門家と呼ばれる人達を否定したい訳ではありません。
しかし、彼らがテレビや週刊誌で述べている見解には、時々違和感を拭えない時があります。
なぜなら、その主張の多くは、彼らの教育者としての個人的な経験に基づいている為、
科学的な根拠が無く、それゆえに、なぜその主張が正しいのか、という説明十分になされていないからです。
私は、経済学がデータを用いて明らかにしている教育や子育てに関する発見は、
教育評論家や子育て専門家の指南やノウハウよりも、よっぽど価値が有る。
--むしろ、知っておかないと勿体無い事だとすら思っています。
データを用いて教育を経済的に分析する、と言われても、ピンと来ない方が多いかも知れません。
人間は騙せても、データは騙せない。
収集したデータを分析し、社会の構造を明らかにする事が、
如何に自分達の生活を大きく変える可能性があるか、理解して欲しいのです。」
中室牧子

熟女の友
「なんと厳しい美人業界! そこで、ふと思ったのだが。
いわゆる普通の会社員や主婦をしていれば、女は過激な外見の競争やシビアな値踏みはされない。
よって、いくらでも自惚れられ、勘違い出来る。
ところが容貌を要求される世界に入ってしまえば、否応無く自分が思っていた程、
美人ではない現実を尽き付けられるのだ。
私はもちろん美人業界に入ったんじゃなく、美人業界を垣間見られる世界に足を踏み入れただけだが。
それでも、自分がどれだけみっともねー外見が、突き付けられまくったもんね。
ちょっぴりあった自惚れも、なけなしの勘違いも、木っ端微塵にされたわ。しかしな。
女としてはどっちが幸せなんだろう。普通女業界にずうっと留まっていれば、アタシは美人と思って生きられる。
でも美人業界に入れば、自分が美人じゃないのをイヤというほど思い知らされるんだぞ。
だけど女に生まれた以上、美人業界にもちらりとくらいは入ってみたいよなぁ・・。
そんなあれこれを考えながら、放送終了後に可愛い中国美青年と歌舞伎町に遊びに行けば。
とある店で、こりゃまたもんのすげえブスデブが美人ぶって偉そうにしてるじゃないよ。
いや、見た目あれでも性格が良ければこんな言い方しないよ。彼女は実に、態度が下品だった。
なにアレ。店員に聞けば。デブ専門店の売れっ子ですよ。・・うーむ。
この場合、特殊マニアの世界でだけ評価されているのに、一般世界でもイケると思い込んでしまったのね。
少し違うがユリちゃんとは逆だわ。」
岩井志麻子

壊れた地球儀の直し方 ぼくらの出番
「とりあえず、当たり障りの無い事を聞くと彼はそれには応えず、またいきなり聞いた。
ね、なんで日本は統治出来て、イラクは統治出来ないのかな? 主語が抜けている。
アメリカは先の大戦で日本を上手く占領し統治出来たのに、イラクではなぜ出来ないのかという問い掛けだ。
ははぁ、この人は自分でそれを確かめる為に日本にやってきたんだ。
現役時代と同じく、官僚臭さの少ないフェアで率直な姿勢じゃないか。
そう思って私は、この路上の唐突な問いに答えた。
日本は敗戦から、たった4ヶ月後のクリスマスで、NHKが流した賛美歌を喜んで聴いた国民ですよ。
イスラーム教徒が戦争に負けたからといって、キリスト教の賛美歌を聴きますか?
彼は、真っ直ぐに私の眼を見ている。日本人がいい加減なんじゃないですよ。
私は、彼のアメリカの匂いにちょっと抗弁したくて付け加えた。宗教の重さが違うんです。
日本は四季と水に恵まれた風土ですけど、アラブ世界はあの過酷な風土で生き延びる為に、
宗教にのめり込む事が必要なんです。
彼は、うんうんと二度、頷いた。
元外交官にこんな話をするのは僭越の限りだが、彼は中東には殆ど行っていない筈だ。
それに、日本では昭和天皇が、この戦争は負けた。
これからは新しい国にしようという御心を仰ったら、それで国民の隅々までが治まりました。
イラクにそんな人は居ません。宗教指導者は沢山居ても、各宗派に分かれ、クルド人という異民族も居ます。
元外交官は、あなたは二つの事を言ったね。宗教と天皇制と。
どっちがより本質的なのかな? どちらも本質的です。と言うか、根が繋がっています。
日本人にはアッラーが居ない代わりに、同じ人間のなかから天皇という存在を出しているんです。」
青山繁晴

更に、盛り上げますよ~。