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投稿日:2018-05-16 府中 朝カフェの会

5/16 第245回府中朝カフェの会は、プラッツ英会話教室のシェア。

本日の府中朝カフェの会は、5/125開催のプラッツ英会話教室のシェアが有りました。

・市民協働の一環で外語大の出張所が、プラッツ内に事務所があり、英会話教室は参加費無料。
・外語大のフィリピン人教師のエヴァ先生が担当。
・GWの出掛けたり、出掛けなかったり、それぞれの過ごし方を英語で発表。
・府中カルコネの5/17開催の"発酵食品を食べながら、文化交流"の発表も有ったそうです。

府中朝カフェの会でも、プラッツ英会話教室の動向を注視していきたいです。

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井沢元彦の学校では教えてくれない日本史の授業
「ところが、真相は全く逆で、実際は、日本史の専門学者の方が日本史を知らない、のですよ。
語学に例えると分かり易いと思います。日本語は単数形とか複数形にあまり拘らない言語なのです。
ここで改めて考えて下さい。あなたは何故、日本語は単数、複数に拘らない言葉だと分かったのですか?
それは英語をやったからでしょう。
英語という日本語とは全く異なる言語と比較したからこそ、日本語の特徴が見えて来たのです。
日本語だけやっていたのでは、実は日本語の特徴は分かりません。比較するものが無いからです。
同じ事なんです。朝から晩まで大学から大学院までずっと日本史しかやっていない専門学者は、
日本史の特徴は見えないんです。語学と歴史は違うだろう、って、違いませんよ。
両方とも人間の文化の根幹なのですから。
日本では、近代以前、馬が居るにも関わらず、王侯貴族が馬車を使わなかった世界でも極めて珍しい国なのです。
あなたは今までこれに気付いていましたか? 気付く筈有りませんよね。
何故なら日本史の専門学者の監修した日本の歴史や教科書には、そういう話は載っていません。」
井沢元彦

千思万考-歴史で遊ぶ39のメッセージ-
「家康をして恐れさせた、真田的な成分とは何か。
予測性に於いては、家康とて人後に落ちるものではないが、一点恐れる理由があった。
優先順位のつけ方、つまり価値観の異なる敵を家康は恐れた。短期では上品は下品に負けるが、長期でなら逆転する。
家康の価値が、権力にあれば、真田のそれは、義にあった。義が意地によって支えられる。
経済欲や権力欲などは、義の前には光を失う。欲は一代で蒸発するが、義は末代にまで遣って作用し続ける。
実存主義者であろうとなかろうと義の美しさは時代と国境を越えて普遍である。
遊びから学習へと進化した、真田薬を実践へと繋げなくては勿体無い。小よく大を制する、戦法が幸村の効き目だろう。
史実はさておき、真田の抜け穴、銅蓮火砲、敵の偽旗作戦、等々にも胸躍らせてくれる変化球的なプラシーボ効果が有る。
旗は元より、のぼり指物、甲冑まで、軍装の全てを朱色で統一した、赤備えも、視覚的な興奮を誘う。
大阪城唯一の弱点部に構えた、真田丸も外科手術的に潔い。リーダーとしての人望に加えての機知。
茶臼山に上り、関東勢の両陣を観望して、何処で死んだら一番よいか、などと死地の手前で味方を笑わせる。」
黒鉄ヒロシ

肉体のファンタジア
「また、妊娠のメカニズムは分かっても、腹の中に赤ん坊を孕む、という感覚自体が男には分からない。
まして、生きた赤ん坊が或る日或る時、産道をくぐり抜けて、女の陰部から顔を覗かせ、濡れた子宮の様な顔をして、
おぎゃあ、と泣くなどという事態に至っては、その神秘、その未知なる世界が訳も無く恐ろしくて、
男にとっては出来れば考えたくない、見たくない、という風景の一つに数えられよう。
出産に立ち会った夫のうちの何割かが、必ず分娩室で貧血を起こして倒れる、というのもむべなるかな、であり、
それをして、だらしが無い、これから父親になろうというのに、などどと文句を言ってみても始まらない。
女たちはよく、大変な出産をやり遂げた後で会う夫の顔付きが気に食わない、もっと派手に喜ぶとか、感動するとか、
わーっ、と抱き締めてくれるとか、してくれれば良いのに、どうしてあんなにおたおたしているんだろう、などと言うが、
出産を控えた妻を抱えている、というだけで、男には病気の妻を抱えているのと別な意味での大変な心労なのであり、
そもそも大方の男というのは、口には出ださねど、出産シーンを想像しただけで、
朝食に飲んだコーヒーが逆流しかかる様な思いに駆られる情けない生き物なのだ、という事は理解してやっても良いだろう。」
小池真理子

更に、盛り上げますよ~。